A1:温度条件によるガラスの選定はJIS B 8286 圧力容器用のぞき窓の規定によります。概要は以下の通りです。
G1型
(1) ほうけい酸塩 (一般名称 硬質強化ガラス)最大200℃
(2) 低膨張ほうけい酸塩 (一般名称 パイレックス強化ガラス) 最大260℃
G2型
(1) ソーダ石炭 (軟質) ガラス (一般名称 強化ガラス、並強化ガラス)JIS R 3206 最大80℃
(2) 低膨張ほうけい酸塩 (一般名称 パイレックス強化ガラス) 最大260℃
※一般的には上記のガラスを多く使用しています。
ただし、ここで注意して頂きたい点は、ガラスはアルカリ系水溶液には適しません。
この場合は内面テフロンコーティング又はマイカー(雲母)を併用してご使用願います。
注意点
- ガラスは酸に強くアルカリに弱い性質があります。アルカリ系水溶液でご使用される場合は、内面テフロンコーティング又はマイカー(雲母)を併用してご使用願います。
- 蒸気又は高温ドレン等にご使用の場合は、マイカー(雲母)シートをセットするとガラスの摩耗を低減することができます。