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納入事例

高粘度流体ろ過の改善、振動篩(ふるい)からの置き換え

ストレーナ
高粘度流体ろ過の改善、振動篩(ふるい)からの置き換え
業種
石油化学
流体
PBR(プロピレンブタジエン交互共重合ゴム)
流量
90t/h ろ過精度:200μm 粘度:100,000mPa・s
製品
オートストレーナ(型式:DAO-B8)

お問い合わせ内容

2012年、日本企業との合弁会社であるマレーシアのタイヤゴム原料メーカーから、合成ゴムのろ過の改善についてご相談がありました。

当時マレーシア工場では、振動篩(しんどうぶるい)を用いて合成ゴム原料内に発生するスラッジを取り除いていらっしゃいましたが、担当の方からは、『ゴム原料が高粘度な事もあり目詰まりを起こしやすく、目詰まりした振動篩から原料が溢れ出ないようバッチ処理中は常時監視している。清掃時にラインを止めてしまうとゴム原料が配管内で固着し配管詰まりの原因となっている始末で、対策として振動篩を複数台スタンバイさせておく必要がある。何か、効率良くろ過できるストレーナが無いか』という内容でした。

ご提案内容

高粘度流体を効率的にろ過でき、かつラインを止めず安全に清掃作業が行えるものが必要でしたので、インラインで加圧ろ過できる自動洗浄式ストレーナをご提案いたしました。

自動洗浄式ストレーナですと加圧ろ過できるため、大気圧ろ過の振動篩よりも設置面積が小さく、1台あたりの処理量を上げる事が可能です。また、通液を止めず自動洗浄できる事から、人による清掃作業を不要にし、配管詰まりのリスクを排除できると考えました。

お客様の要求は、高粘度流体から200μm以上のスラッジを除去されたいとの事でしたので、製品が要求をクリア出来るのか社内テストも重ねたうえでご提案いたしました。

納入後

ご希望のろ過精度を出しつつ振動篩よりも処理量を増やし、さらに目詰まり対策用に複数台機器をスタンバイさせる必要が無くなったため、以前よりもろ過機器の設置スペースを小さくする事ができました。また、ラインを止めず自動洗浄される事で、人による「監視」「清掃作業」を不要にし、様々なコストカットに繋げることができました。

その後、マレーシア工場での結果が評価され、2019年・2020年とタイ工場から計2台、2019年にはマレーシア工場で2号機の発注をいただきました。

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